2014年9月18日木曜日

数学について


お久しぶりです、すっかり秋らしくなってきましたね。
正直、シャワーを浴びてうっかり服を着ないで寝てしまったらそのまま風邪をひいてしまうでしょうか(笑)

さて、本題に。

具体的な明言こそしないが、最近私は数学と算数を行ったり来たりしている。
算数が得意な小学生、苦手な小学生。数学が得意な中学生、苦手な中学生。これについてあくまでも経験則でしかないが共通項を見つけ出したような気がしている。

(ここで1つ気にすべき点は算数と数学の違いだが、恐らく算数は1つの問題が1つの知識で完結するのに対して数学とは基本的にいくつかの知識の組み合わせでぶつかっていくものだーという点なのだと考える)

しなしながら、昨今は脱ゆとり教育が推し進められ(とはいっても新しく初等教育課程に組み込まれた分野などほんの僅かである)ますます算数と数学の違いの曖昧さ、または結びつきが強くなった気がする。
(この場合どちらかと言うと算数が数学に対して歩み寄っているのは間違いない)

さて、本題に戻して数学について。数学が苦手だーと仰る、特に中学生について考えるとほぼ3つのパターンにわかれている気がする。

1.知識不足
2.理解不足
3.思考力不足

1については、学習塾等で限定してありがちな問題だが要するに全くの未知の分野にぶつかって初めて見る式が分からん!だから僕は苦手だー!ということ。いや、考えてみればそれは当然なのだが、特に真面目な子はこれに陥りがちである。
ただし、その場合も大概は時間が解決するわけである。

2については、言い換えれば要するに「勉強しなさすぎ」ということで。1とあまり違いはないが、強いていうなら2については「こうだよね?」と思い出させる取っ掛かりさえあれば、これまたどうにでもなるわけである。もちろん、本人に苦手意識のある以上は容易な話ではないが(笑)

問題は3である。ぶっちゃけてしまうと「センスが無い」とも言われるのかもしれない。実は前述のとおり算数が数学に歩み寄っている現在では3についての問題が表層化するのはだいたい小学6年の頃であるようだ。
数学について「知識の組み合わせだー」と申し上げたが、これが理解できないわけだ。1つ1つの知識は理解しているが、どれとどれを組み合わせればこの問題が解けるのかという部分がまるでわからない。

※ということはつまり一定数いる「小学生の頃は算数得意だったのに中学生になったら分からん」というのもこれで説明がつくか。

というところまで分かったがもちろん、僕は専門家ではないので正しいかどうかは分からないし、ましてブレイクスルーがどこにどうあるのかもよく分からない。
ただ、素人考えで行くならば初等教育課程における、所謂「小学算数」に於いて解き方を限定して解かせるよりは様々ばアプローチを出してみろーとするのが良いように思う。

※ただしこれでは「算数」ではないのかもしれない

ちなみに算数が苦手だという「小学生」の中にレアケースとして「問題文が理解できない」というのがいる。つまりこの記事で書いた話だけでは説明がつかない可能性は非常に高い。数学の問題文が理解できないというパターンが実は一定数いる可能性は非常に高いのだ。