2015年3月10日火曜日

意識高い人は粗挽き黒コショウを使う


 なんていうタイトルをつけながら「The 資本主義」って感じでウケるwみたいなことを1人で思っていました。お久しぶりです。
そもそも胡椒の挽きの粗さで何が変わるのか?という話ですが、

     →  粗
辛味   →  
香り   →  

という感じ。ちなみに、ブラックペッパーとホワイトペッパーなんていう違いもあります。これは色々と面倒くさいので「身の赤いものにはブラックを」「白身にはホワイトを」くらいで。

 ところで、そもそも胡椒とかを真っ先に飛びついて奪い取って「これすげぇ!」って言いながら使い始めたのはイギリスです。イギリスの本国ってのは不毛の地ですから、彼らのその当時のタンパク源といえば、干し肉だったんですね。ただ、その干し肉というのが現代のビーフジャーキーや干し肉なんて比じゃなく臭かった。だから彼らはとにかくスパイスを欲してインドから胡椒を「すごいやつ」として持ってきて広めたという歴史的経緯があります。
それを考えると、どうもひねくれ者の私は意識の高いセレブリティな皆さんが、お高い胡椒を使って「胡椒の香りが〜」なんて言ってるのをみたときに一体いつの時代のイギリスかな??なんて笑ってしまいそうになるんですね。しょーもない。

 ただ粗挽きブラックペッパーって見た目が良いですよね。例えばステーキなんかに粗挽きブラックペッパーがかかってるだけでより美味しそうに見える気が、少なくとも私はします。ちなみに、みんな大好きカルボナーラによくかかってるあのブラックペッパーも見た目の効果がメインらしいですね。あれはうっかり入っちゃった炭の再現だそうです。

 などとここまで書きながら工学的には「ペッパ」かな?(笑)とかまた変なことを考えています。「ブラックペッパ」なんか間抜けだね。工学的や科学的な文面で胡椒が登場してしまったら、そのときは慌てず、速やかに、抵抗せずに、僕は「胡椒」と書こう(逃げに走るタイプのクズ)。

 ちなみに僕は「意識高い」ので朝から「GABANのブラックペッパー荒挽」です。


え??「粗挽」じゃなくて「荒挽」だったのか・・・。と今さらショックを受けたので、今日はこの辺に。本当なら青春18切符で東京から大阪のネタを書こうと思ったのですが、結構書けるネタが多いのでもう少しお待ちを。
では!

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